レーシックと保険についての話題が多く聞かれるのは、レーシックの費用が、通常の医療機関での診察とは異なり、患者が全額負担しなければならない自由診療だからです。
私たちの国では、基本的に国民の誰であっても、健康保険や国民健康保険と言った公的な健康保険への加入をしており、病気になったとき、怪我をしてしまったときなどには費用の一部を負担するだけで、病院のどの科においても平等に診察、診療を受けることができるようになっています。
現在の自己負担額は、医療費の3割である場合が多いでしょう。
しかしこの制度はすべての診察内容に適応されているわけではなく、公的健康保険を使うことのできない治療法や薬などもあり、例えば使えないものとして一般に良く知られたものには美容整形外科手術があるでしょう。
顔のしわを取ったり、目を二重にしたり、脂肪吸引を行ったりといった、外見を変えるための治療や診療では、特別なケースをのぞいて公的健康保険の使用が認められることはありません。
また歯医者でも、抜いた歯の後に新しく入れる擬歯や、虫歯を削った後に使う素材も、基本的な素材以外、例えばセラミックやゴールドのような高価な素材については健康保険の使用が認められずに実費となります。
歯医者さんでの治療の終わりがけに、新しい歯の素材をどうするかと訪ねられたことのある人も多いはずです。
またガンのような大きな病気の場合、新しく開発されたばかりの治療法や、海外では認められているが日本ではまだ普及していない治療法、一定の量を超えた投薬など、費用が多くかかる場合や、また公的健康保険の使用が認められる前の段階にあるものについては自由診療として、全額を患者が負担しなければならない場合も多く、そのため、万一のために一般のガン保険に加入したり、生命保険にガン特約をつけたりして備えるケースが多いわけです。
レーシックもこれらと同じく、公的な健康保険を利用することのできない治療となっているのです。
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